当院で可能なケア・処置
当院で可能なケア・処置
当院では、さまざまなLAI(持効性注射製剤)に対応しています。LAIは、統合失調症や双極性障害(躁うつ病)の治療に用いる注射による治療法です。
飲み薬を忘れたり、服用方法を間違えやすい患者さんや、病状が悪化した際に症状が重くなりやすい方に適しています。LAIを使用することで、1ヶ月に1回〜3ヶ月に1回の注射だけで、場合によっては飲み薬に頼らず治療を続けることも可能です。
この治療法は、症状の再発や再入院のリスクを減らし、薬剤の血中濃度が一定に保たれるため、副作用が少ないとする報告もあります。
新たにLAIの導入を検討されている方や、詳しい説明を聞いてみたい方は、ぜひ当院までご相談ください。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎などの慢性の呼吸器疾患のために日常生活で酸素吸入を要する場合に、ご自宅で酸素吸入を行う治療法です。現在使用中の方からのご相談も可能です。
胃瘻(いろう)は、食べ物や水分を口から摂取できない場合に、栄養を体に取り入れるための方法の一つです。腹部に小さな穴を開けて胃に直接チューブ(カテーテル)を挿入し、そこから栄養や水分、薬を胃に送り込む方法です。
既に胃瘻をおこなっている場合、当院で対応が可能です。
新たに胃瘻を開始する場合は、入院して胃瘻造設のための内視鏡的処置が必要となります。
暴行留置カテーテルを用いて排尿していたり、間欠的自己導尿をおこなっている場合も当院で対応が可能です。
医師の判断で点滴加療が必要と判断される場合(経口摂取量が低下している、抗生剤の投与が必要など)は、在宅で点滴を行うことが可能です。病状や患者さん・ご家族のご意向によっては入院をお勧めする場合もあります。
がんや慢性疾患などの重い病気により、痛みや苦しみを抱える患者さんの身体的・精神的な症状を和らげ、生活の質を高めるためのケアです。
病気の治療を続けながら、痛みや不安、その他の苦痛を軽減することを目的としています。
一般に言う「床ずれ」は医学的に「褥瘡(じょくそう)」と呼ばれています。
褥瘡は、皮膚が長時間圧迫されることで血流障害が生じ、皮膚が壊死してしまう状態を指します。褥瘡は皮膚の表面だけでなく、筋肉や骨まで達して重篤な感染症につながる場合もあるため、適切なケアが欠かせません。
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